美容外科 – お顔(Face)の悩み改善
目元
口元(ガミースマイル手術)
「ガミースマイル」は、笑ったときに歯茎(歯ぐき)が大きく見えてしまう口元のことです。
日本人を含むアジア人は口周りの骨が出っ張り、歯ぐきも長い傾向にあるため、ガミースマイルになりやすい人種ではあります。
とはいえ、ガミースマイルは自然に治るものではなく、「唇がよく乾いて困る」「人目が気になる」「笑うときに口元を手で隠すクセがある」「思い切り笑えない」など、ガミースマイルに対する長年のコンプレックスをお持ちの方も少なくありません。
そんなガミースマイルは、医療機関での手術によって根本的に改善できます。 ガミースマイルが改善されると、長年のコンプレックスから解放されて、笑顔に自信を取り戻すことができるでしょう。
当院では、上歯ぐきの粘膜を切開して縫合することで、笑ったときの唇の上がりすぎを半永久的に抑える「ガミースマイル手術」を行っております。
施術では、できるだけ傷跡が目立たなく、ダウンタイム*1も短くなるよう努めております。
お気軽にご相談ください。
ガミースマイル手術とは?
老若男女問わず、笑顔は人を魅力的に見せます。
しかし、笑ったときに必要以上に歯ぐきが露出してしまうと、視線が歯ぐきに集まってしまい、せっかくの笑顔の魅力が半減してしまいます。さらに、ご本人にとっても人目が気になって普通に笑えなかったり、口元を手で隠すクセがついてしまったり、笑顔にコンプレックスを抱える原因となります。
ガミースマイルの主な原因として、上唇を引き上げる筋肉「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」が発達していることが挙げられます。上唇挙筋が発達している場合、笑うと上唇が歯ぐきの上まで上がってしまうので、歯ぐきが目立つようになります。ほかにも、上あごが大きい・下あごが小さいなど骨に原因があるケースや、歯より歯ぐきの面積が広い・歯が出ているなど歯に原因があるケース、それらの要因が関わり合っているケースもあります。
ガミースマイルは、医療機関で治療することが可能です。
「切開する方法(手術)」と「注射による方法」の2種類があり、永久的な効果を望むのなら、外科的手術がオススメです。
図:ガミースマイルの治療イメージ
ガミースマイル手術の概要
ガミースマイル手術は、正式には「上唇粘膜切除術(じょうしんねんまくせつじょじゅつ)」と呼ばれます。
上唇粘膜切除術では、発達した上唇挙筋の働きを抑えるため、上唇の裏と歯ぐきの粘膜を切除して縫い縮めます。手術によって見える歯ぐきの面積を減らすことでガミースマイルを改善します。
切開は唇の裏側から行うので、ご本人は上唇の腫れを感じますが、外から傷跡は目立ちません。
ガミースマイル術のメリット: | ガミースマイル(容貌)の改善、コンプレックス(精神的なストレス)の解消、笑顔に自信が持てる、半永久的な効果 |
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ガミースマイル術のデメリット: | 痛み・腫れなどの一時的なダウンタイムがある、費用がかかる、突っ張ったような違和感が出る可能性もある |
図:上唇挙筋の位置イメージ
当院のガミースマイル手術
当院では患者さまの歯ぐきの状態と切除する部分をしっかり診断した上で、丁寧な施術を行っております。
施術時間: | 約1時間 |
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ダウンタイム: | 約1~2週間 |
リスク・合併症: | 痛み、腫れ、内出血、感染、ツッパリ感など |
Step1:ガミースマイルの方では上唇の裏側と歯ぐきのスペースが長くなっています。
Step2:上唇の裏側(粘膜)と歯の縁から4~5mm上の歯ぐきを切除します。
Step3:切除した部分の上唇の粘膜と歯ぐきを縫い縮めます。
Step4:上唇の上がりすぎが抑えられ、笑ったときに歯茎の露出が減ります。
図:ガミースマイル手術の流れ
ガミースマイル手術をおすすめしたい方
ガミースマイル手術は、次のような方におすすめです。
- 笑うと歯ぐきが見えてしまう
- 人目を気にせず、笑いたい
- 笑うとき、つい口元を手で隠してしまう
- 上品な口元になりたい
- 笑顔に自信を持ちたい
- 永久的な効果が欲しい
治療の流れ
カウンセリング(無料)
当院ではカウンセリング料や初診料は不要ですので、患者さまのお悩みやご希望をお気軽にお聞かせください。
医師が患者さまの口元の状態を詳しく診察した上で、ご要望に「ガミースマイル手術が適しているのか?」についてお話しさせていただきます。
また、施術の流れ、治療リスク・麻酔方法・注意点についても、詳しくご説明させていただきます。
※治療内容にご納得いただいてから施術を行います。
なお、カウンセリング当日の施術をご希望される場合には、あらかじめお申し出ください。
事前のお申し出がない場合、お受けいただけないことがございます。
当院では、ダブル麻酔に対応しています。
極細針を用いた局所麻酔(痛みを抑える注射)に加えて、ご希望があればオプションとして笑気麻酔(鼻から吸うタイプの不安を和らげる鎮静麻酔)もしくは体の負担が少ない「静脈麻酔」(意識レベルを低下させて眠らせる麻酔)をすることも可能です。オプションはそれぞれ予約制で笑気麻酔5,500円(税込)、静脈麻酔66,000円(税込)となります。
※痛みの感じ方には個人差があるため、少し痛みを感じる方もいらっしゃいます。
当院では、ダウンタイムが少なく、自然で美しい仕上がりとなるよう、丁寧な施術に努めています。
(施術時間:約30分)
腫れや組織を落ち着かせた後、ご帰宅となります。
また、痛みについては痛み止めでコントロール可能です。
施術後の腫れなどが気になる方は、施術当日にあらかじめマスク・スカーフなどをご持参いただくと良いでしょう
施術後の過ごし方
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施術当日からシャワー・洗顔・メイク可能です。
※入浴は翌日からOKです。 - 飲酒・運動など血行が良くなる行為は、腫れが引いてくる頃まで(施術1週間程度)お控えください。
- 顔以外のマッサージは当日から可能ですが、お口周りは施術約1か月後よりOKです。
- 術後、一時的に手術患部や周辺の感覚が鈍くなることがありますが、1~2か月で落ち着いてきます。
- 痛みや腫れなどを抑えるためのお薬をお出しするので、服用してください。
- 頭を高くして眠るようにすると、腫れを軽減しやすくなります。
- 施術後1週間程度、強く腫れることがありますが、次第に落ち着きます。
施術1か月後に、経過観察も踏まえた診察をさせていただいております。
※モニター様でない場合、特に問題なければ「診察なし」でも構いません。
ガミースマイル手術の注意点
ガミースマイル手術は、粘膜を切開して行うため、必ず腫れ・痛みなどのダウンタイムが発生します。通常、強い腫れは1週間程度で治まり、痛みも痛み止めで軽減が可能な程度です。時間経過とともに落ち着いていきます。
なお、上唇の裏側から行う手術なので、お顔表面には傷ができる心配はありません。
よくある質問
ガミースマイル手術の目的は笑ったときの歯ぐきの露出を減少させることであり、上唇の粘膜と歯ぐきを切除して、縫い縮めます(上唇粘膜切除術)。
そのため、ガミースマイル手術では、基本的に歯が出っ張っている状態の出っ歯への効果は期待できませんが、患者さまのご希望を別の治療法で実現できる可能性もございます。
一度、お気軽にご相談ください。
ガミースマイル手術では、効果が半永久的に続きます。
ただし、加齢によって、まれにお口の中にもたるみが生じて、粘膜が伸びる可能性はゼロではありませんが、基本的には心配ありません。
担当医師からのひとこと
ガミースマイルはコンプレックスとなっている方が多いです。口元を気にせず笑えるように、しっかりシミュレーションさせていただいております。