美容外科 – お顔(Face)の悩み改善

二重(上瞼の脱脂)

「上瞼(うわまぶた)の脱脂」は、より二重を安定させ、目元の印象をすっきりさせる治療法です。上まぶたを数ミリ切開して、まぶたを腫れぼったく見せている原因のひとつである「眼窩脂肪(がんかしぼう)」を除去します。切開といっても、抜糸がいらない数ミリの小さな皮膚切開ですので、将来的にはほとんど傷跡は目立ちません。まぶたの脂肪が多く厚みがあり、埋没法だけでは心配な方や、まぶたに重みがある二重の方にもおすすめです。お気軽にご相談ください。

「上瞼の脱脂」の概要

「上瞼の脱脂」は、まぶたを数ミリ切開した小さな穴から眼窩脂肪を除去する治療法です。

そのため、上瞼の脱脂は「まぶたがぷっくりしている」「埋没法で作った二重が取れてしまう」など上まぶたに脂肪が多い方に特におすすめです。施術により二重の安定化に繋がります。

「上瞼の脱脂」は抜糸不要の施術です。
数ミリの小さな切開を行うので、施術後1週間程度は腫れや内出血がみられることがありますが、将来的にはほとんど目立ちません。

図:上瞼の脱脂イメージ

上瞼の脱脂のメリット :
二重がより安定する、腫れぼったいまぶたが解消する、すっきりした目元の印象を作る、抜糸不要、傷が小さくダウンタイムが短い
上瞼の脱脂のデメリット:
痛み・腫れ・内出血が起こることがある、隔膜前脂肪(ROOF)が多い方では腫れぼったさが解消しないケースもある

当院の「上瞼の脱脂」

埋没法は簡単な施術に見えますが、実は奥が深い治療法です。
当院では次のような点を意識して、埋没法を施術しています

患者さまの負担が減るような施術

  • 痛みを最小限にする(ダブル麻酔)
  • できるだけ腫れや赤みが少なく、傷跡になりにくい術式の実施
  • 短時間での施術(通常10分前後)
  • 使用する針への配慮(極細針)

患者さまに合った自然なまぶた

  • 適度な脂肪バランスに調整する

上瞼の脱脂をおすすめしたい方

上瞼の脱脂は、次のような方におすすめです。

  • 二重ラインがはっきりしていない
  • まぶたの脂肪によって腫れぼったくみえる
  • 目の上の脂肪が重たく感じる
  • 目の上の脂肪が重たく感じる
  • 二重のりを付けてもすぐ取れてしまう
  • まぶたの脂肪が厚くて、目が小さく見える
  • 埋没したが取れてしまった

治療の流れ

step 1医師による診察・
カウンセリング(無料)

患者さまのお悩みやご希望をお聞かせください。
医師が患者さまのまぶたの状態を詳しく診察した上で、患者さまのまぶたに「上瞼の脱脂が適しているのか?」をお話しさせていただきます。
まぶたが腫れぼったく見える原因は、眼窩脂肪
また、適した手術法や施術の流れ、治療リスク・麻酔方法・注意点についても、詳しくご説明させていただきます。
当院ではカウンセリング料や初診料は不要ですので、お気軽にご相談ください。
   ※治療内容にご納得いただいてから施術を行っています。
     カウンセリング当日の施術をご希望される場合には、あらかじめお申し出ください。

step 2麻酔

局所麻酔(痛みを抑える注射)をします。局所麻酔では極細針を用いますので、痛みの心配はありません。
また、当院では「ダブル麻酔」に対応しております。
局所麻酔に加えて、オプションで笑気麻酔(鼻から吸うタイプの不安を和らげる鎮静麻酔)を行うことも可能です。
※痛みの感じ方には個人差があるので、少し痛みを感じる方もいらっしゃいます。

step 3施術

まぶたの皮膚を1~2mm切開して穴を開けます。
空けた穴から、余分な脂肪を吸い出します。
脂肪をたくさん除去すればいいという訳ではなく、バランスを調整しながら適量を除去します。
(施術時間:約10分)

step 4クーリング

まぶたを冷やして、腫れや組織を落ち着かせた後、ご帰宅となります。
基本的に痛みの心配はありませんが、痛みがある場合には痛み止めを処方します。

<施術後の過ごし方>

  • 施術当日のアイメイク・洗顔・入浴・アルコールはお控えください。
    ※顔を濡らさないようにして、ぬるま湯でのシャワー浴はOK
  • 入浴や飲酒など血行が良くなる行為は、2~3日お控えください。
  • 必要に応じて、痛みや腫れなどを抑えるためのお薬をお出しします。
  • 頭を高くして眠るようにすると、腫れを軽減しやすくなります。
  • 数日間腫れがみられますが、施術1週間後にはある程度落ち着きます。
    できるだけ施術部位に触れないよう注意してください。
step 5経過観察

基本的にご来院は必要ありませんが、何かあればお気軽にご相談ください。

上瞼の脱脂の注意点

ダウンタイムは必ずある

数ミリですが皮膚を切開するため、穴のような小さな傷・傷跡は発生します。
また、術後2~3日は腫れなどのダウンタイムは発生しますが、術後1週間程度で腫れや赤みは落ち着いてきます。
※体質によっては内出血が現れる場合もあります。
ダウンタイムがご心配の方は、施術時にサングラスや帽子などご持参いただくことをおすすめします。3か月程経てば傷跡が白くなるため、ほとんど目立ちません。

まぶたの脂肪の取りすぎは、将来的な窪み(凹み)の原因になる

上瞼の脱脂は、左右のバランス調整が大切な施術です。
加齢とともに眼窩脂肪は下がり、眼窩がくぼんだり、眼窩脂肪が少なくなったりする方もいらっしゃいます。
そのため、除去をしすぎると将来的に目の窪みに繋がり、老けて見える原因になってしまいます。当院では、将来を見据えた適量の脂肪を除去するよう施術しています。

よくある質問

上瞼の脱脂の効果はずっと続きますか?
一度脂肪を除去すると戻りませんので、基本的に同じ手術を再度行う必要はありません。
傷は目立ちますか?
傷は数ミリと非常に短く、術後1週間程度は腫れ・赤みがみられますが、時間経過とともに落ち着いていきます。2~3か月経てば、傷跡はほとんど分かりません。
ご心配がお強い場合には、カウンセリングの際に医師によくご相談ください。
上瞼の脱脂だけでも、行えますか?
上瞼の脱脂は、二重の埋没法と一緒に行われることが多い施術ですが、「上瞼の脱脂のみ」の施術も行っています。
一重まぶた・二重まぶたに問わず、眼窩脂肪が多く腫れぼったい方には「上瞼の脱脂」はおすすめです。
腫れぼったい目元が改善して、すっきりした目元へとお顔の印象が変わるでしょう。

担当医師からのひとこと

当院では患者さまの適応を診察の上を決めております。眼窩脂肪をとらない方がよい方もいらっしゃるので、まずはご相談ください。