美容外科 – 身体(Body)のお悩み改善
豊胸手術 ヒアルロン酸
ヒアルロン酸注射による豊胸術は、その名の通り、注射だけで豊胸出来る施術法です。
「胸にコンプレックスがあるが、豊胸手術は怖い」「気軽に豊胸を試してみたい」「結婚式の時だけ、胸が大きければ……」など、そんな思いをお持ちの方におすすめの豊胸術です。
ヒアルロン酸注射による豊胸は、お胸全体のボリュームアップはもちろん、デコルテ・谷間・外側など部分的な豊胸や左右のバランスを整えることも可能です。注射だけなので、お体への負担が少ない施術です。施術時間やダウンタイムも比較的短く済むので、「プチ整形」の感覚で豊胸が可能です。さらに、注入後すぐから効果を実感できる「即効性」があります。
また、授乳やレントゲン検査などには影響を及ぼしません。
ただし、ヒアルロン酸成分は時間経過とともに吸収されていく性質があるため、効果は約半年~2年程度となります。(※個人差あり)
当院では、「高い技術力」と「細かく丁寧な注入手技」により、ヒアルロン注射によって起こり得るリスク(しこりなど)をできるだけ回避して、自然で美しいバストとなるような施術に努めております。 お気軽にご相談ください。
豊胸(ヒアルロン酸)とは?
ヒアルロン酸注射による豊胸では、患者さまのご希望に合わせて量を決定します。目安として、片側70cc~100ccの注入で約1カップのサイズアップが可能です。
ヒアルロン酸注射による豊胸術は、柔らかさ・触り心地など自然な仕上がりとなる上、注入直後から効果が実感できる「即効性」があるため、幅広い世代の方々から注目を集める施術です。
とはいえ、ヒアルロン酸ならではの「効果持続期間の問題」や「しこり・石灰化などの合併症リスク」も存在するため、メリット・デメリットをよくご理解いただいた上での施術が大切です。
なお、豊胸術に使用するヒアルロン酸製剤にはいくつか種類があり、硬さや持続期間などそれぞれ特徴があるため、使用する製剤は医療機関によって異なります。
豊胸(ヒアルロン酸)の概要
ヒアルロン酸はもともと人体に存在している保湿成分のひとつで、皮膚や関節などに多く存在します。ヒアルロン酸にはお肌の柔軟性・弾力性を高め、潤いを保つ効果があることから、美容医療では「シワ・へこみの改善」「鼻・目・胸・お尻などのパーツ補整」など様々な用途で利用されています。
豊胸術では「粘性(ジェル状)のヒアルロン酸製剤」を用いて、バストに注射することでボリュームアップを図り、ハリのある美しいバストに整えます。
注入したヒアルロン酸は少しずつ体内に馴染んでいくので、シリコン挿入と比べて、形・柔らかさ・揺れ方などは自然に近い仕上がりとなります。注入後すぐから効果が実感できる即効性も魅力のひとつです。
一方で、ヒアルロン酸には時間経過による体内吸収が必ずあるため、効果は半年~2年程度と限定的なものとなります。安定的な効果の継続には、定期的な注入が必要となります。また、ヒアルロン酸の注入による、しこり・石灰化リスクが存在します。
- 豊胸(ヒアルロン酸)のメリット:
- 抜糸が不要。施術時間・ダウンタイムが少ない為、気軽に行える。より細かなデザインメイクが可能。
- 豊胸(ヒアルロン酸)のデメリット:
- シリコン挿入と比べて大幅なサイズアップはできない。一時的に注入表面に針穴ができる。部分的に硬さ(しこり)が生じたり、お肌に凹凸が出たりすることがある。
図:ヒアルロン酸注射による豊胸イメージ
当院の豊胸(ヒアルロン酸)
当院では、ドイツBio Science社製「HYA CORP MLF1」のヒアルロン酸製剤を採用しております。
「高い技術力」ならびに「細かく丁寧な注入手技」、さらに「一か所に大量注入しないこと」により、ヒアルロン注射の注入で起こり得るリスク(しこりなど)をできるだけ回避して、自然で美しいバストとなるような施術に努めております。
また、「バストの上部にボリュームを出したい」「外側にボリュームを出したい」「谷間が欲しい」など、患者さまのご要望に寄り添いながら、綺麗なバストになるよう術後の美的観点も配慮した注入部位やデザインをご提案しております。お気軽にご相談ください。
施術時間:約20分
ダウンタイム:数日〜約1週間程度
リスク・合併症:痛み、腫れ、内出血、感染など
ヒアルロン酸注射による豊胸術のデザインイメージ
図:全体的にボリュームを出したい
図:谷間が欲しい
図:胸の外側をボリュームアップしたい
図:上部にボリュームを出したい
ヒアルロン酸注射による豊胸をおすすめしたい方
ヒアルロン酸注射による豊胸は、次のような方におすすめです。
- シリコンバッグ挿入(豊胸手術)には抵抗がある
- 身体にメスを入れたくない・傷跡を作りたくない
- 簡単に豊胸を試してみたい
- 「バストの上部だけ(デコルテ)をふっくらさせたい」「谷間を作りたい」など部分的なボリュームアップを図りたい
- 出産・授乳で、胸が垂れたりしぼんだりしてしまった
- 左右の胸のサイズが違う
- 胸にハリを持たせたい
- 結婚式・パーティなど予定に合わせて、一時的に胸を大きくしたい
症例写真
当院で「ヒアルロン注射による豊胸術」をお受けになった患者さまの症例です。
両側合わせて約300cc注入したので、しっかりとボリュームアップが図れました。
ハリも出て、自然な曲線美となりました。
ヒアルロン酸注射による豊胸術では、「バストにハリが欲しい」「胸の外側にボリュームを出したい」「谷間が欲しい」など細やかなご要望にお応えすることが可能です。
バストにコンプレックスをお持ちの方、お気軽にご相談ください。
<費用>1ccあたり¥3,300(税込) ※施術は100ccから(\330,000~)
リスク・副作用・合併症:痛み、腫れ、内出血、感染など
治療の流れ
カウンセリング(無料)
当院では初回カウンセリング料や初診料は不要ですので、患者さまのお悩みやご希望をお気軽にお聞かせください。
医師が患者さまのバストを診察した上で、ご要望に「ヒアルロン酸注射による豊胸術が適しているのか?」「どこに、どのくらいの量を注入すると良いのか?」についてお話しさせていただきます。
また、施術の流れ、治療リスク・麻酔方法・注意点についても、詳しくご説明させていただきます。※治療内容にご納得いただいてから施術を行います。
なお、カウンセリング当日の施術をご希望される場合には、あらかじめお申し出ください。
事前のお申し出がない場合、お受けいただけないことがございます。
ご希望の形にマーキングしてから、先に極細針を用いた局所麻酔(痛みを抑える注射)を行ってからヒアルロン酸を注入します。
当院では、ダブル麻酔に対応しておりますので、ご希望があれば、オプションとして「笑気麻酔(鼻から吸うタイプの不安を和らげる鎮静麻酔)」もしくは「静脈麻酔(意識レベルを低下させて眠らせる麻酔)」をすることも可能です。オプションは笑気麻酔5,500円(税込)、静脈麻酔66,000円(税込・予約制)となります。
※痛みの感じ方には個人差があるため、少し痛みを感じる方もいらっしゃいます。
当院では自然で美しい仕上がりとなるよう、少しずつ丁寧に注入していきます。(施術時間:約20分)
ご希望に合わせて注入量や注入部位を調整しています。
なお、痛み軽減のため、ヒアルロン酸に生理食塩水もしくは麻酔希釈液を混ぜているので、注入量は目標量の約1.5倍程度となります。
施術後の過ごし方
- 施術当日は、入浴はお控えください。
※ただし、当日は下半身のみシャワー浴が可能です。全身のシャワーは翌日から、入浴は施術3日後から可能となります。 - うつぶせ寝・激しいスポーツは3週間程度お控え下さい。
- 施術当日からブラジャーの使用は可能ですが、強く締めすぎないようご注意ください。
- 一時的に注入部分の熱感・腫れ・痛みを感じることがありますが、1週間程度で落ち着きます。
※万が一、違和感が続くようでしたら炎症を起こしている可能性があるため、治療が必要となります。速やかにご受診ください。 - 注入部位に内出血が稀にみられる場合がありますが、内出血は1週間程度で解消していきます。
- 痛みなどを抑えるためのお薬をお出しするので、服用してください。
施術1か月後に経過観察を兼ねて、診察をさせていただいております。
※モニター撮影のご協力をお願いしていない場合、特に経過に問題なければ「診察なし」でも構いません。
ヒアルロン酸注射による豊胸術の注意点
ヒアルロン酸は100%完全に吸収されるとは言い切れません。
ヒアルロン酸は注入すると、少しずつ吸収される性質を持っています。
また、もともと体内にある成分なので、注入してもアレルギー反応を起こさないとされます。
しかし、稀にヒアルロン酸が「異物」とみなされ、周りに被膜(コラーゲン繊維)が作られてしまうことがあります。そうなると、吸収されずに残存するので、外から触ると「しこり」と感じます。一般的に、ヒアルロン酸の大量投入や粒子の不均一なヒアルロン酸製剤の使用によって「しこり」となりやすいため、少量ずつ注入するなど回避策が取られています。
万が一、しこりとなってしまっても、ヒアルロニターゼで体内のヒアルロン酸を分解することが可能です。- ヒアルロン酸注射を長期間打ち続けると、しこり発生リスクが高まる
ヒアルロン酸は徐々に吸収されていくため、安定的な効果を期待するなら、定期的に注入する必要があります。
しかし、何度も繰り返してヒアルロン酸注射を行い続けると、しこりができるリスクはアップします。長期的なボリュームアップを期待したい場合には、別の治療法を検討する必要もあるでしょう。
当院では患者さまのご希望やご状態に応じて、別の治療方法のご提案をさせていただくことがございます。
よくある質問
これは痛み軽減を目的に、ヒアルロン酸に生理食塩水や麻酔希釈液を混ぜて注入するので、実際の注入量は目標量の約1.5倍となっています。
そのため、注入直後がサイズMAXとなり、1週間程度で目標量に落ち着きます。その後は時間経過とともに少しずつヒアルロン酸が吸収されていくため、ボリュームは小さくなっていきます。
安定した効果を維持するためには、定期的に注入していただくか、別の治療法にシフトする必要があります。
切開の有無
シリコン挿入……切開
脂肪注入……非切開
ヒアルロン酸注射……非切開
シリコン挿入では、シリコンを入れるためにお胸への切開が必要となります。
一方、脂肪注入やヒアルロン酸注射は、お胸への注射で施術します。
しかし、脂肪注入では使用する脂肪の採取(太ももやお腹など)に小さな切開および縫合が必要となるため、注射だけで施術が可能(切開が不要)なのは「ヒアルロン酸注射」のみです。
効果の持続期間
脂肪注入>シリコン>ヒアルロン酸注射
生着した脂肪およびシリコン挿入は半永久的に効果が持続します。ヒアルロン酸注射では体内吸収が起こるため、半年~約2年となります。
ヒアルロン酸の注入から1週間程度が大きさのMAXであり、時間経過とともに小さくなる過程を辿ります。
メンテナンスの有無
シリコン挿入……必要
脂肪注入……不要
ヒアルロン酸注射……必要
ヒアルロン注射では時間経過とともに吸収されていくため、効果を維持するには定期的な注射が必要となります。また、シリコンバッグが破損した場合などでは摘出・交換が必要となります。<>br 一方で、脂肪注入は定着後のメンテナンスは不要です。
サイズアップできる大きさ
シリコン挿入>脂肪注入>ヒアルロン酸注射
シリコン挿入ではシリコンの容量により、最大8カップくらいまでサイズアップすることができます。
一方、脂肪注入やヒアルロン酸注射では、しこり・石灰化リスク軽減のため、半カップ~1・2カップくらいまでが目安となります。
ヒアルロン酸は、レントゲンに写ることはありません。
そのため、健康診断等で施術を周囲の人に知られることはありません。
ただし、しこりができて精密検査が必要となった場合には、医師に「ヒアルロン酸注射による豊胸術を行った旨」を申告する必要はあるでしょう。
母乳は乳腺の中で主に「血液」から作られ、乳管を通って乳頭から出ていきます。
ヒアルロン酸を注入する場所は「乳腺と胸筋の間」なので、直接乳腺に影響を及ぼしません。
また、ヒアルロン酸は元々体内にある成分である上、注入すると少しずつ吸収されていくため、基本的に母乳や授乳への悪影響はないと考えられています。
一方で、授乳期の後に豊胸術を受けるという選択肢もあります。
授乳後にお胸がボリュームダウンしたり、形が崩れてしまったりすることは、実際よく起こります。
特に、ヒアルロン酸注射による豊胸術はお胸全体のボリュームアップだけでなく、崩れた形を整えて美しいバストを取り戻すことも可能です。将来の授乳が心配な方は、お気軽にご相談ください。